One Lord, One Faith, One Baptism

Remastered
(2003)

DISC-1
1
Walk In The Light
2
Prayer Invocation by Rev. Cecil Franklin
3
Introduction of Aretha and The Franklin Sisters by Rev. Jesse Jackson
4
Jesus Hears Every Prayer  with Franklin Sisters
5
Surely God Is Able
with Franklin Sisters
6
The Lord's Prayer
7
Introduction of Aretha and Mavis Staples
8
Oh Happy Day  with Mavis Staples
9
We Need Power
with Mavis Staples
10
Speech by Rev. Jesse Jackson
DISC-2
1
Ave Maria
2
Introduction to Higher Ground by Rev. Jaspar Williams
3
Higher Ground  with Jaspar Williams
4
Prayer Invocation by. Rev Donald Parsons
5
I've Been In The Storm Too Long
with Joe Ligon
6 Packing Up, Getting Ready To Go
with Mavis Staples, Joe Ligon and The Franklin Sisters

Previously Unreleased

7 Be Greatful
8 Beam of Heaven (Some Day)
9 Father I Stretch My Head To Thee ft. Mavis Staples
10 Packing Up, Getting Ready To Go (Alternate Version) with Mavis Staples, Joe Ligon and The Franklin Sisters 

Original
(1987)


#:Vinyl Only

1 Walk In The Light
2
Prayer Invocation by Rev. Cecil Franklin
3
Introduction of Aretha and The Franklin Sisters by Rev. Jesse Jackson
4
Jesus Hears Every Prayer  with Franklin Sisters
5
Surely God Is Able with Franklin Sisters
6
The Lord's Prayer
7
Introduction of Aretha and Mavis Staples
8 Oh Happy Day  with Mavis Staples
9
We Need Power with Mavis Staples
Speech by Rev. Jesse Jackson
10
Ave Maria
11
Introduction to Higher Ground by Rev. Jaspar Williams
12
higher Ground  with Jaspar Williams
Higher Ground (Continued)
Prayer Invocation by. Rev Donald Parsons
13
I've Been In The Storm Too Long with Joe ligon
14
Packing Up, Getting Ready To Go
with Mavis Staples, Joe Ligon and The Franklin Sisters
Remasterd
87年リリース、グラミー賞を獲得したゴスペルアルバムの完全盤がリマスターされリリースされました。アレサの力量を知るには、かなり満足すぎる作品。オリジナルに加えられたのは、ディスク2のボーナス・トラックとして収録されている4曲と、ディスク1のラストに収められているジェシー・ジャクソン師の説教とディスク2のドナルド・パーソンズ師の説教。また、「How Good The Lord Is」という未発表曲と、「Packin' Up, Getting Ready To Go」が計2トラックではなく計3トラック収録されるという噂もありましたが、計2トラックの収録。更には、オリジナルCDには未収録でLPにのみ収録だった前述2人の牧師の説教は収録されるに至りましたが、結局「Higer Ground (Continued)」は収録されませんでした…完全盤っていうならうまく編集を施し収録して貰いたかったんですが、不要な存在にあたるトラックだったんでしょうか。この「Higher Ground (Continued)」を聴く為には、LPを聴くしかありません。しかし、オリジナルCDでは70分強の収録でしたが、今作では120分にも及ぶ収録時間です…大満足な内容と言えるのではないでしょうか。

ボーナス・トラックの4曲に関して軽く説明です。「
Be Greatful」は、ウォルター・ホーキンスの曲で、87年7月27日のライヴからのトラック。曲目のところにクレジットされていませんがメイヴィス・ステイプルスとの10分にも及ぶ凄まじい男っぷりな共演で、ダークな展開の曲ながらもアレサの声は非常に力強く、クワイアが加わることにより曲に命が芽生える。かなりかっこいいです!!「Beams of Heaven (Some Day)」はチャールズ・Aの曲で730日のトラック、こちらもクレジットされていないが、声からするとこれはジョー・リゴーンとの共演。特にアレサよりもジョー・リゴーンの気合が凄まじく、簡素なアレンジのせいか2人のゴスペルにおけるパワーが絶えず伝わってくる。「Father, I Stretch My hands To Thee」は前曲と同じく730日のトラックで、「Be Greatful」同様メイヴィスとの共演。大人しいアレンジだがアレサの説教を挟み、教会との掛け合いが面白いナンバーである。この曲と繋がってラストの「Packin' Up, Getting Ready To Go」に突入する、オリジナルと異なる別ヴァージョン。これはオリジナルの方がカッコイイです。

アレサはこのタイミングでこのアルバムの完全盤を発表したが、今後ゴスペルアルバムの新作を出さないという事が言えるからではないだろうか。今まで
15年間隔でゴスペル・アルバムを発表してきたが(56年・72年・87年)、今回(03年)はそれを繋ぐかのよう…。もし、この当時のゴスペル・アルバムを聴きたいのなら明らかに完全盤をお薦めします。しかし、このオリジナルCDは長らく日本盤のみ廃盤にならず生き残っていた事を考えると、日本におけるこのゴスペル・アルバムの評価は高いと言えるのでないだろうか。是非、国内盤のリリースも期待したところです。

Original
僕が、初めて買ったアリスタ のアルバム。アレサは約15年間隔でゴスペルアルバムを発表しているが、72年発表の『Amaging Grace(至上の愛)』 以来15年振りの、その名も邦題『ゴスペルライヴ』に恥じない力作ライヴアルバムとなった。@は、非常に清楚なゴスペルナンバーながらダイナミックな幕開けとなっている。続く兄 セシルの説教ではC.L.に通ずる程のシャウトが堪能できる。さすが、上流家系フランクリン一家。誰もが、素晴らしい神からの声の頂き物を受けたものですな〜。前半を引張るジェシー牧師の説教に続き、大人しいバックでアレサの素晴らしい熱唱が聴ける。Fから、Staple Singers のメイン・・・Mavis Staples が参加。説教に続き、シングルカットまでされたGのEdwin Hawkins Singers のスタンダード・ナンバー「Oh Happy Day」をデュエットする。続くアップナンバーのHでは、女同士のバトルが繰り返される。アレサの声が調子がいいのがよく分かる曲。高音が出ていて、存在感がすごい!!これは、必聴です。逆にメイヴィスがかわいそう(笑)。Iは、これまたお馴染みの曲ですね。後半に移り、説教にはジャスパー師が担当。アレサと、説教の掛け合いを行うが、アレサの声の具合にはこれまた驚かされる。Kは、続く説教の曲へと移行し素晴らしいゴスペルナンバーに仕上がっているがCDではEditされていて、続きはLPのみで聴く事ができる。Lには、Joe Ligon とのデュエット。彼の在籍しているMighty Clouds of Joy でも披露しているナンバーであり、非常にしっかりした男女のゴスペルデュエットに仕上がっている。ラストMでは、ゲスト陣全てが集い、クララ・ワードの曲を掛け合う。アレサはかなり油が乗った時期で、他のどのゲストをも圧倒しているが、さすがにソウルを持つシンガーたち・・・他のシンガーも一品の声を披露していて素晴らしい曲になっている。ゴスペルに興味がある人には、絶対に聴いてほしいです。もし、その他興味をもったら、クララ・ワードやマヘリア・ジャクソン、最近ではヨランダ・アダムスなんかも聴いてほしいものですね。

Remastered
(1999)

DISC-1
1
Organ Introduction (On Our Way)
Ken Kupper
2 Opening Remarks Rev. James Cleveland
3 On Our Way Southern California Community Choir
4 Aretha's Introduction Rev. James Cleveland
5 Wholy Holy
6 You'll Never Walk Alone
7 What A Friend We Have In Jesus
8 Precious Memories
with Rev. James Cleveland
9 How I Got Over
10 a. Precious Lord, Take My Head  b. You've Got A Friend
11 Climbing Higher Mountains
12 Amaging Grace
13 My Sweet Lord (Instrumental)
14 Give Yourself To Jesus
DISC-2
1
Organ Introduction (On Our Way) / Opening Remarks
Ken Kupper & Rev. James Cleveland 
2 On Our Way Southern California Community Choir
3 Aretha's Introduction Rev. James Cleveland
4 What A Friend We Have In Jesus
5 Wholy Holy
6 Climbing Higher Mountains
7 God Will Take Care of You
8 Old Landmark
9 Mary, Don't You Weep
10 Never Glow Old
11 Remarks by Reverend C.L. Franklin
12 Precious Memories
with Rev. James Cleveland
13 My Sweet Lord (Instrumental)

Original
(1972)

DISC1
1
Mary, Don't You Weep
2
Precious Lord, Take My Hand / You've Got A Friend
3 Old Landmark
4 Give Yourself To Jesus

5
How Got I Over
6 What A Friend We Have In Jesus
7 Amaging Grace
 
DISC-2
1
Precious Memories
2 Climbing Higher Mountains
3 Remarks by Revered C.L.Franklin
4 God Will Take Care Of You

5 Wholy Holy
6 You'll Never Walk Alone
7 Never Glow Old
Remasterd
アレサの最も売れたアルバムがゴスペルアルバム「Amaging Grace (至上の愛)」。その完全盤が27年経ち発表された。当時発表されたLPでは、72113日と14日のライヴ音源に編集を施し、アルバムとしての統一感を持たすべく流れになっていた。しかし、ここで聴かれる曲は既存のものと比べて、バックミュージックやアレサの歌声が違ったりする。なぜなら、実際のLP盤においては擬似ライヴの如く再レコーディングをした曲もいくつか含まれているからだ。

この完全盤はDisc.1113日、Disc.2114日の模様をフルに収録したものである。分数にして2枚とも79分にも及び、CD収録時間ぎりぎりでの復元に成功している。実際、いずれもフェイドアウトで終わるCDだが、オリジナル・マスターテープからは完全にマスタリングを施し、当時の教会ライヴの模様を最大限に再現させたもの。この完全盤において判明したがインストナンバーやクワイアだけのナンバーを除いて、Marvin Gaye のカヴァー曲「Wholy Holy」、アレサが若き頃から歌い続けてきた「Precious Memories(尊きおもいで)」、そして「Climbing Higher Mountains(高き山に登らん)」の3曲は両日のテイクとも収録されている。2日目のラストナンバーとなっているインストの「My Sweet Lord」の後に、1日目にも披露された「How Got I Over」「Give Youself To Jesus(イエスに我が身を)」の2曲が実際は歌われていた様である。また、「Sanctified Church Vamp」というナンバーが最後に披露された様だが、これが歌なのか曲なのかは不明。そして、教会ライヴ後には、LPを仕上げる為にアレサのレスボーカル状態で何曲か録音していた様だ。そして、アレサは教会からスタジオに出向き、何曲か再度のヴォーカル録りをし、この当時のアルバムができあがったとの事である。

この完全盤はイントロ、説教、クワイアだけのナンバーと続き、アレサのヴォーカルが始まるのは両日ともに曲割5曲目からである。アレサのヴォーカルには、教会へ戻ってきた歓びと独特の緊張感を含んだ何とも洗礼されたものである。当時のアレサの初々しき高音と人々へのゴスペルの伝導、そしてアレサの父C.L. FranklinRev. James Cleveland の力強い叫び、Southern California Community Choir のキレイなハーモニー・・・それぞれが素晴らしく、すばらしい融合体となって至上の愛は完成している。もちろん、ライヴとはその日限りのものであるが、アレサが教会へ戻ってこの様なライヴ音源を残してくれたという事は何といっても貴重で、いつまでも輝きを放っている。ゴスペル界の歴史の中で、最も逸材な音源、最も評価の高いアルバムに仕上がっており、その完全盤の復刻ともなると何とも嬉しい限りである。通常盤しか聴いてない人も、まだゴスペルというものをあまり知らない人も、このアルバムを聴かずしてゴスペルは語れない・・・って、そこまで言い切れちゃう程のアルバムに仕上がってます。国内盤なら解説にも力が入ってるので、是非読んでみて下さい。

Original
邦題『至上の愛』。Atlantic 移籍から11枚目のLP。物凄いセールスを記録したモンスターアルバム。ホイットニーのゴスペルタッチ溢れる『天使の贈り物』が900万枚売って記録更新されたけどOSTだし、このアレサのアルバムが最も売れたって言っていいと思う。何しろ正真正銘のゴスペルアルバムで、アレサの原点を見つめ直したこの作品が年間チャート('72)でもベスト10入りを果たし、未だに多方面のジャンルから評価も高く受けており、聴けば勿論その素晴らしさは二十分に伝わってくるだろう。

1枚目…@の静かな雰囲気から始まる曲、後半のアレサの声とクワイアとの絶妙な絡みはアルバムの幕開けに相応しい1曲。Aはメドレー形式で、途中からCarole King 「きみの友だち」になるが、これがゴスペル曲になってしまっているから驚きだ。クワイアのハーモニーも美しい。 Bは、絶対にリスナーはびっくりするだろう。アップテンポのナンバーでの後半のアレサの高音には限界がない、延々高音シャウト膝蹴りってとこかな。Cは、邦題通り「イエスに我が身を」とて、じっくり歌いこむ。Dは再びアップテンポ。クワイアのコーラスがキレイで、アレサも伸び伸びと歌っている。アレサのピアノが堪能できるEは、曲全体の完成度が非常に高い。10分以上にも及んだFは表題曲でもあり、ゴスペル界における名曲。ここでアレサは、臨場感ある場で神となった様で、リスナーへの訴えが凄まじい程に伝わる。熱気も最高潮だ。

2枚目…@では、アレサと Rev. James Cleveland とのデュエット形式。心を洗練させ聴く必要があり、とても染み入るナンバーだ。Aでは楽しくゴスペルナンバーを味わえるミディアムテンポのナンバー。アレサの父 C.L. Franklin の説教を挟み、Cではしっとりした感じで曲は進行するが、後半曲調はがらっとアップテンポになり、アレサお得意のアドリブが楽しめ、生き生きとしたクワイアの表情も見えてくる様だ。Dはシングルカットされ、ゴスペル曲異例のPOP81位を記録。非常に素晴らしい楽曲でアレサの声も伸びやか、当ライヴの核になっている。ハープ等が入り華やかになっている(よって、当曲は擬似ライヴ)。Eはクワイアの声だけで始まる大人しめのナンバー。アレサは丁寧な歌に注目だ。Fは、56年発表『Aretha Gospel (Chess)』にも収録のナンバー、再演とでも言うべきか。曲「Amaging Grace」と肩を並べる程に非常に壮大な曲になっている。

1972113日・14日の2夜に渡り、New Temple Missionary Baptist Church (in LA) での模様を収録。実際の曲順どおりに収録したのではなく、アルバムとしての統一感を優先させ選曲・編集されている。よって、このアルバムにはゴスペルという素晴らしさを解するに、すばらしい構成になっている。